ニューヨーク港からギリシャに向かう航路の豪華客船ポセイドン号は、大西洋上で海底地震による津波の大きなうねりを受け、瞬く間に転覆してしまう。転覆の間際に起こるヒューマンなストーリー。<ノンリメイク>
ニューイヤーイブの夜、ポセイドンは津波のため転覆、船は完全にさかさまになる。少年の知識でスクリュー部の鋼鉄が薄いことを頼りに、乗客なかの少数のものが、機関室を通って船底の最深部をめざす。神を信じて皆、救助を待つ間、鉄板を焼き切る音が聞こえてくる。
アーティスト | 曲名 | |
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モーリン・マクガヴァン |
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原題 | The Poseidon Adventure |
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製作年/国/時間 | 1972年/アメリカ/117分 |
放送 | WOWOWシネマ |
アラビアのロレンス Lawrence of Arabia :
1989年/イギリス/223分
大英帝国の軍人だが、アラブ民族独立のために立ち上がった実在の英雄ロレンス。その波乱の半生を巨匠D・リーンが壮大なスケールで綴った名作。アカデミー賞で7部門受賞。
アラビアの砂漠を舞台に壮大なスペクタクルと深遠な人間ドラマを描き、第35回アカデミー賞では作品賞・監督賞など主要7部門を獲得。リーン監督にとっては同じく7部門に輝いた前作「戦場にかける橋」に続く快挙となった。主役に抜擢され、ロレンスの光と影を鬼気迫る熱演で体現したP・オトゥールをはじめ、A・ギネス、O・シャリフら実力派俳優陣の競演も見応え満点。1989年、公開時から段階的にカットされていった各場面をスティーヴン・スピルバーグらが働きかけ、監督も復元に加わった[完全版]を放送。
T・E・ロレンス ピーター・オトゥール |
監督 | デヴィッド・リーン |
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第35回 (1962年) アカデミー賞 作品賞、監督賞[デヴィッド・リーン]、カラー撮影賞[フレディ・ヤング]、カラー美術賞[ジョン・ボックス、ジョン・ストール、ダリオ・シモーニ ]、編集賞[アン・コーツ]、音響賞、作曲賞[モーリス・ジャール ]
第20回 (1962年) ゴールデン・グローブ賞 作品賞(ドラマ部門)[デヴィッド・リーン]、助演男優賞[オマー・シャリフ]、監督賞[デヴィッド・リーン]
(wowowシネマ)
Ben-Hurベンハー |
1959年/アメリカ/213分 |
史上最多の計11部門でアカデミー賞受賞。キリストの愛と奇蹟の物語。
西暦1世紀初頭、ローマ帝国支配下にあったユダヤの地を舞台に、ひとりの勇敢な若者(ヘストン)の波乱に富んだ運命を、スケールたっぷりに描いた本格史劇ドラマの超大作。巨額の予算を惜しげもなく投じ、古代ローマの世界を壮大に再現した、ハリウッド式スペクタクル映画の一つの頂点である。中でも、9台の馬車が激突しながら疾走するレース場面は、スタントマンたちが実演。VFX全盛となった現在でもまったく遜色がない、異様なまでの大迫力である。
エルサレムの王族の息子ジュダ・ベン・ハーは旧友メッサラと再会するが、彼はローマから派遣された新しい総督の部下であり、価値観の相違から2人の仲は決裂してしまう。やがてベン・ハーは母親や妹とともに無実の罪で逮捕され、彼はメッサラに復讐を誓う。しかし抵抗も虚しく、結局奴隷として過酷な労働を強いられてしまうことに。それでもベン・ハーはあきらめず、反撃の機会を待ち望み続ける。
監督は「ローマの休日」の名匠、W・ワイラー
主演 チャールトン・ヘストン、ハヤ・ハララート
第32回 (1959年) アカデミー賞 作品賞、主演男優賞[チャールトン・ヘストン]、助演男優賞[ヒュー・グリフィス]、監督賞[ウィリアム・ワイラー]、カラー撮影賞[ロバート・サーティース]、カラー美術賞[エドワード・カーファグノ、ウィリアム・A・ホーニング他 ]、編集賞[ラルフ・E・ウィンターズ、ジョン・D・ダニング]、カラー衣装デザイン賞[エリザベス・ハッフェンデン]、音響賞、劇・喜劇映画音楽賞[ミクロス・ローザ]、特殊効果賞
第17回 (1959年) ゴールデン・グローブ賞 作品賞(ドラマ部門)[ウィリアム・ワイラー]、助演男優賞[スティーヴン・ボイド]、監督賞[ウィリアム・ワイラー]
第25回 (1959年) ニューヨーク映画批評家協会賞 作品賞[ウィリアム・ワイラー]
↑ シェリー・ウインタース
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